スタッフコラム

質問のキャッチング1つで生徒は蘇る❗️

受験Labではこの3月からオンライン質問解消講義というものをスタートさせた。

早速、この類をマネしだしたところもあるが断念している。

そらそうだろう。

自分でやっておきながら言うのもなんだけど、ダントツでコスパ悪いからね(笑)

小規模だからこそできるフットワークと思っている。

まあ型真似はできても、クオリティーは真似できないし。

同じレシピでも作り手が違えば、完成後のモノが違う。

コロナ終息が見えない今、子供たちは先生に直に質問ができない。

ペーパーやメール、電話対応と言っても限界がある。

よって、実質誰かに質問することが厳しい。

このタイミングで家庭教師を雇う、または来てもらっているというのは勇気がいること。

ならばオンラインでも仕方ないかと問い合わせはいただくが…質問の仕方の上手下手は、オンラインでも変わらない。

質問についても以前ここでも書いたが、質問の仕方が荒っぽい生徒が非常に多い。

ページや番号だけしか言わないとか。

質問って、実はそう簡単ではない。

聞き方一つ間違えれば、かえって逆効果に終わるケースもある。

結構多いのが、自分が何がわかっていないかがわかっていないケース。

これは受け手は本当に困る。

家庭教師ならそれでいい。

我慢して付き合ってくれるから。

しかし、時間や場所などが制限されている塾などの場合は、それはなかなかの迷惑に映り、悪印象。

この子はダメな子(言ってもたぶんわからない子)だというスタンスで答えられる。

だから本気で質問するときは、その前にしっかり準備が必要だ。

そして、次は受け方が下手な場合。

迂闊に聞いてしまってはいけない人(先生)もいる。

その生徒の成績と現状の調子、癖、授業中の雰囲気、それと今の質問とのレベルは相応か?を包括的に捉えて質問に対応できるかどうかということ。

もし質問に大きなレベル差があれば、時間をかけて説明をしてもその子にとっては無駄な時間となりうる。

さらには、失望させて逆効果もありうる。

今の彼(彼女)にとってはとても解けない問題。

つまり、手を出してはいけない問題だと諭せるかどうか。

そして、そのパイプ役を果たす課題をディレクションできるかどうか。

全く手が届かないものを欲しがっているけど、享受させてあげられないときにこそ、手腕が問われる。

精神論で「とにかく、こうやれ❗️」もいいだが、それを誰が言っているかにもよる。

説得力のある先生ならいい。

つまり、生徒からの信用。

指導能力とともにその先生の人柄という信用も必要になってくる。

それによって、その子の歩む方向が違ってくる。

そう思うとやはり〝質問〟って、奥深い。

ここで、プロ野球のバッテリーの例を一つ。

よくキャッチャーはピッチャーの女房役と言われる。

良いキャッチャーはその日のピッチャーの調子を見て、配球やコース、間までもをコントロールし、リードしていく。

絶体絶命のピンチでも、あやしい微妙なコースを見事なまでのキャッチングで球審にストライクコールさせるところは圧巻。

そのピンチを切り抜けたピッチャーは蘇るチャンスを得るというわけだ。

そのあとはピッチャー次第。

受験指導者として、どんな質問が来ても目の前の問題だけでなく、そのずっと先を見すえた〝解答〟を見せてあげたい。

« 前のページへ戻る